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カナダCorel、画像作成/加工ソフトウェア「Corel PHOTO-PAINT 9 for Linux」を公開

2000年08月06日 00時00分更新

文● 吉川

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 カナダのCorelは、フォトレタッチや画像作成が可能なソフトウェア「Corel PHOTO-PAINT 9 for Linux」(以下PHOTO-PAINT 9)を公開した。アーカイブは、RPM系用(約90MB)とDebian GNU/Linux系用(約90MB)、そしてこの2つをまとめたもの(約180MB)が用意されている。

 PHOTO-PAINT 9は、画像作成もさることながら、Photoshop並みのレタッチ機能が強力なソフトウェアだ。Wine(WINdows Emulator:UNIX系OSにWindows互換のAPIを実装することにより、X Window System上におけるWindowsアプリケーションの実行を可能にするソフトウェア)を使用するアプリケーションのため、ユーザーインターフェイスもWindowsユーザーには慣れ親しんだものになっている。Photoshopの画像フォーマットであるpsd形式での保存も可能で、その際は画像のレイヤー情報などもきちんと残される。

 PHOTO-PAINT 9の必要最低動作環境は以下のとおり

  • CPU……Pentium 200MHz以上
  • メモリ……64MB(128MB推奨)
  • ハードディスク……170MB
  • モニタ……SVGA以上
  • 入力デバイス……マウス必須
  • カーネル……2.2以上
  • ライブラリ……glibc 2.0、2.1
  • ウィンドウシステム……X Window System
  • パッケージ管理ソフト……RPM用もしくはdeb用

 日刊アスキー編集部では、PHOTO-PAINT 9をダウンロードし、LASER5 Linux 6.2上にインストールした。次のページではその模様をお伝えしたい。

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