米Inpriseは7月25日、同社のRDBMS「InterBase 6」のソースコードを公開した。またバイナリについてもLinux/Windows/Solaris版が公開されている。
ライセンスには、MPL (Mozilla Public License) V1.1を部分的に変更した「InterBase Public License」というものを採用した。MPLは、米NetscapeがNetscape Communicatorのソースコードを公開した際に、GPLやBSDライセンスといった既存のライセンスよりビジネス利用が容易になるよう意図して作成されたものだ。「InterBase Pulic License」では改変したコードを非公開にすることが許されているため、改良版をソース非公開の商用ソフトウェアとして販売することが可能だ。同ライセンスはInterBaseのすべてのプラットフォームのソースコードに対して適用される。
オープンソースなRDBMSとしては、今回発表されたInterBaseのほかに、BSDライセンスの「PostgreSQL」、そして2000年6月にGPLへライセンスを変更した「MySQL」がある。