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ぷらっとホーム、豆腐1丁サイズの低価格なLinuxサーバ発表

2000年07月25日 13時01分更新

文● 植山 類

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 ぷらっとホーム(株)は7月25日、Linux for PowerPCを搭載した超小型サーバ「OpenBlockS」(オープンブロックス)を7月下旬より販売開始すると発表した。OpenBlockSはEthernetポートを2ポート備え、ルータやDHCPサーバ、簡易ファイアウォールとして利用することができる。コンパクトフラッシュや2.5インチハードディスクなどのストレージを追加すれば、Webサーバやメールサーバとして動作させることも可能だ。設定変更はWebブラウザから行なう。OSなどはフラッシュメモリに搭載されている。価格は4万9800円。

OpenBlocks写真
内部にコンパクトフラッシュと2.5インチハードディスクを追加することができる。ポートが3つ見えるのは、シリアルポートとEthernetポート×2

 この製品の特徴は、ユーザーがプログラムを独自に作成して、カスタマイズを行なうことが可能なところだ。ぷらっとホームは「ぷらっとホームオープンラボラトリー」を通じて開発をバックアップし、開発成果などを公開していくという。

 カラーは赤、青、黄の3色が発売予定だが、初回は赤色のみの販売となる。

 詳細なスペックは次のとおり。

CPU Motolora PowerPC 860T
メモリ 16MB SDRAM
フラッシュメモリ 4MB
Ethernetポート 10/100BASE-T×1、10BASE-T×1
シリアルポート(RS-232) Dsub 9pin×1 (変換ケーブルが必要)
LED表示 7 セグメントLED (電源、各種ステータス表示)
カーネル Linuxカーネル 2.2.13
実行時ライブラリ glibc 2.1.2
サイズ 118.15mm(W)×84mm(D)×52mm(H)

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