ぷらっとホーム(株)は7月25日、Linux for PowerPCを搭載した超小型サーバ「OpenBlockS」(オープンブロックス)を7月下旬より販売開始すると発表した。OpenBlockSはEthernetポートを2ポート備え、ルータやDHCPサーバ、簡易ファイアウォールとして利用することができる。コンパクトフラッシュや2.5インチハードディスクなどのストレージを追加すれば、Webサーバやメールサーバとして動作させることも可能だ。設定変更はWebブラウザから行なう。OSなどはフラッシュメモリに搭載されている。価格は4万9800円。
内部にコンパクトフラッシュと2.5インチハードディスクを追加することができる。ポートが3つ見えるのは、シリアルポートとEthernetポート×2 |
この製品の特徴は、ユーザーがプログラムを独自に作成して、カスタマイズを行なうことが可能なところだ。ぷらっとホームは「ぷらっとホームオープンラボラトリー」を通じて開発をバックアップし、開発成果などを公開していくという。
カラーは赤、青、黄の3色が発売予定だが、初回は赤色のみの販売となる。
詳細なスペックは次のとおり。
CPU | Motolora PowerPC 860T |
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メモリ | 16MB SDRAM |
フラッシュメモリ | 4MB |
Ethernetポート | 10/100BASE-T×1、10BASE-T×1 |
シリアルポート(RS-232) | Dsub 9pin×1 (変換ケーブルが必要) |
LED表示 | 7 セグメントLED (電源、各種ステータス表示) |
カーネル | Linuxカーネル 2.2.13 |
実行時ライブラリ | glibc 2.1.2 |
サイズ | 118.15mm(W)×84mm(D)×52mm(H) |