Cobalt QubeなどのLinuxサーバ製品で知られる米Cobalt Networksは7月17日、ラックマウントサーバ「Cobalt RaQ」シリーズの新製品「RaQ 4r」を発表した。価格は、Cobalt NetworksのWeb販売で3999ドルから。
RaQ 4rはISP/ASPおよびインターネットアプリケーション開発者に向けた製品で、ASP (Active Server Pages)をサポートするChili!Soft ASPのプリインストールにより、Windows環境における開発経験をRaQ 4rでも活かすことができるという。
そのほかのソフトウェアとしては、ApacheやPHP、Perl、Interbaseなどがプリインストールされており、SMTP/FTP/IMAP4/POP3/DNSサーバなどの機能を備えている。また、IPアドレスごとに帯域制限する機能も付属する。
ハードウェアのスペックは、CPUに450MHzのIntel互換プロセッサを搭載、メモリはPC-100 SDRAMが2スロット (最大512MBまで)。インターフェイスは10/100BASE-T×2、UltraWide SCSI外部インターフェイス、PCIスロット、USBポートなどという構成である。内蔵ハードディスクはUltra ATAに2台接続されており、ソフトウェアRAID1 (ミラーリング)により信頼性を高めている。
日本国内での発表だが、コバルト・ネットワークス(株)によると、米国より1カ月ほど遅れて発表する予定だという。