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国内のMozilla関連プロジェクトがmozilla.gr.jpに集結

Mozilla M16対応の日本語パック正式リリース

2000年07月10日 19時15分更新

文● 植山 類

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 7月7日、Mozillaを日本語化する「Mozilla日本語パックM16正式版」公開された。6月13日にリリースされた最新版のMozilla M16 (Milestone 16)に対応しており、これを適用することで、デフォルトでは英語でしか表示されないダイアログボックスのメッセージやメニューを日本語化することができる。なお、オリジナルのMozillaでも日本語のWebページは問題なく表示することが可能だ。

メニューの画像

 日本語パックのインストールは、日本語パックのアーカイブをMozilla M16のchromeディレクトリに上書き展開するだけだ。

設定画面
Mozillaの設定画面も日本語化される。英語のメッセージよりずっと使いやすいはずだ

www.mozilla.gr.jp始動

 また、日本語パック公開とほぼ同時に、www.mozilla.gr.jpサイトが公開された。このサイトは、これまで有志によってばらばらに行なわれてきた活動を集め、日本のユーザーから利用しやすくすることを目標にしているという。現在、日本語ドキュメントやリンク集などが用意されている。Mozillaメーリングリストや日本語版Bugzillaは移行準備中となっており、これからコンテンツが増えていく予定だ。

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