ネットワーク環境に適応した アンチウィルス・ソリューション
コンピュータ・アソシエイツ
ネットワーク全体を保護するためのコンピュータウィルス対策ソリューション。米Com puter Associatesが開発、日本コンピュータアソシエイツがローカライズを行なう。同社のバックアップソフトであるARCserveなどと連動し、データバックアップ中でもパフォーマンスを低下させずにウィルススキャンが行なえるという特徴を持つ。
Windows NT ServerあるいはNetWareに導入することで、独自のドメイン/クライアントのグループを作り、その中でドメイン(サーバ)によって、一元的に管理を行なおうというバージョン4.0パッケージが「Inoculan」。ワークグループやエンタープライズなど用意されているさまざまなエディション、オプション、エージェントから、ネットワーク規模に応じてアンチウィルス環境を選択できるのが、ソリューションとして展開されるバージョン4.53の「Ino culateIT」である。
Inoculanは、ブートセクタ/マスターブートセクタに感染するコンピュータウィルスをはじめ、メモリ常駐型、複合型、マクロ、ステルスタイプ、ポリモフィックなどほとんどのタイプのウィルスの検索・駆除が可能で、ファイル実行時のリアルタイムスキャン、圧縮ファイルのスキャンも行なえる。また、これらのウィルススキャンに利用されるリスト(シグニチャ)の自動更新機能、ソフトウェアの自動アップロードなどの機能を装備し、リモート環境からのウィルス対策も行なえる。なお、最新バージョンのInoculateITもほぼ同等のアンチウィルス機能を装備している。
InoculateIT 4.53のライセンス料は、Win dows NT Server向けのWorkgroup Editionが6万9800円、同Advanced Editionが9万8000円である。クライアント側にも、それぞれユーザー数に応じて同Client Agentsが必要で、1ユーザー版が7000円、10ユーザー版が5万9000円などとなっている。また、グループウェア、電子メールサーバ用のオプションは、8万9000円で提供される。
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