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セキュリティパーフェクトガイド(その5)

2000年08月22日 00時00分更新

文● 池田圭一、編集部

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アンチウィルスソフトを統合したスイートパッケージ

日本ネットワークアソシエイツ

McAfee Total Virus Defense

 日本ネットワークアソシエイツでは、企業システム全体の保護のため、単体製品だけでなく、スイートパッケージでの展開を行なっている。

 McAfeeブランドのアンチウィルス・スイ ートである「McAfee Total Virus Defense(TVD)」には、クライアント用の「Virus Scan」と「同for Macintosh」、Windows NTやNetWareサーバ用の「NetShield」、グループウェア環境向けの「GroupShield for Notes/Exchange」、ゲートウェイ用の「WebShield SMTP」と「同X Proxy」、それらを一括インストールしたり、統合的に管理したりするための管理ツール「Management Edition」で構成される。

 ちなみに同社の場合、クライアント用のVirusScanには、企業向けに販売されるEnter prise Editionと、コンシューマ(スタンドアロン環境)向けの製品の2パッケージがある。Total Virus Defenseに含まれるのは、Enterprise Editionであり、これに採用されているウィルス検索エンジンは、旧McAfeeグループのものではなく、米Network Associates社が買収した米Dr Solomon專 Softwareミのウィルス検知技術(ヒューリスティックス推論エンジン)が投入されている。

 同社系列の世界的なウィルス監視組織「AVERT」によって常時、ウィルス検知/駆除ファイルが更新さてており、対応可能なコンピュータウィルスは、リストによる検索で発見される通常のウィルス、ワーム、マクロウィルスなどのほか、未知のウィルス、亜種なども発見できる。また、幾重にも圧縮されアーカイブ(CAB/LZH/ZIPなど)されたプログラム、暗号化されたプログラムからでもウィルスを発見/駆除することができる。さらに、悪質なJavaアプレット/ActiveXコントロールの阻止も可能であり、トータルな防御機能を備えている。

 ウィルス対策専用ハードウェア「E-ppliance」もまもなく国内市場に投入される。

問い合わせ先

日本ネットワークアソシエイツ株式会社
http://www.nai.com/japan/
TEL:03-5428-1104

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