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Slackware 7.1リリース

2000年06月27日 21時43分更新

文● 沖中弘史

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 Slackware Linux Projectは、6月24日、「Slackware 7.1」をリリースした。これは、1999年10月29日にリリースされた7.0以来、約7カ月ぶりのリリースとなる。

 Slackware 7.1の主要コンポーネント/ソフトウェアは以下のとおり。

  • カーネル2.2.16
  • glibc 2.1.3
  • egcs 1.1.2
  • XFree86 3.3.6
  • GNOME 1.2
  • KDE 1.1.2
  • Emacs 20.7

 また、上記コンポーネント/ソフトウェアのほかに、“ATA/66”を有効にするパッチを当てたカーネルが用意されるほか、リリースに含まれる「contrib」ディレクトリには、

  • XFree86 4.0
  • KDE 1.90/1.91
  • gcc 2.7.2.3/2.95.2

などが収められている。

 ダウンロードは、「ftp://ftp.slackware.com/pub/slackware/slackware-7.1/」などから可能。必要なファイルを個々にダウンロードすることも可能だが、CD-ROM(ISO)イメージをダウンロードするのが簡単だろう。CD-ROM(ISO)イメージのファイルサイズは以下のとおり。

  • install.iso(インストール用イメージ): 666MB
  • contrib.iso(「contrib」ディレクトリをまとめたイメージ): 483MB
  • source.iso(「source」ディレクトリをまとめたイメージ): 437MB

 インストールに必要なのは、「install.iso」のみ。そのほかについては必要に応じてダウンロードしてほしい。

 Slackwareの詳細については、ディストリビューション情報の「Slackware」のページをご覧いただきたい。

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