Slackware Linux Projectは、6月24日、「Slackware 7.1」をリリースした。これは、1999年10月29日にリリースされた7.0以来、約7カ月ぶりのリリースとなる。
Slackware 7.1の主要コンポーネント/ソフトウェアは以下のとおり。
- カーネル2.2.16
- glibc 2.1.3
- egcs 1.1.2
- XFree86 3.3.6
- GNOME 1.2
- KDE 1.1.2
- Emacs 20.7
また、上記コンポーネント/ソフトウェアのほかに、“ATA/66”を有効にするパッチを当てたカーネルが用意されるほか、リリースに含まれる「contrib」ディレクトリには、
- XFree86 4.0
- KDE 1.90/1.91
- gcc 2.7.2.3/2.95.2
などが収められている。
ダウンロードは、「ftp://ftp.slackware.com/pub/slackware/slackware-7.1/」などから可能。必要なファイルを個々にダウンロードすることも可能だが、CD-ROM(ISO)イメージをダウンロードするのが簡単だろう。CD-ROM(ISO)イメージのファイルサイズは以下のとおり。
- install.iso(インストール用イメージ): 666MB
- contrib.iso(「contrib」ディレクトリをまとめたイメージ): 483MB
- source.iso(「source」ディレクトリをまとめたイメージ): 437MB
インストールに必要なのは、「install.iso」のみ。そのほかについては必要に応じてダウンロードしてほしい。
Slackwareの詳細については、ディストリビューション情報の「Slackware」のページをご覧いただきたい。