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(株)アイザック、データ解析環境「S version 4.4」を6月5日より発売

2000年05月29日 05時28分更新

文● 沖中弘史

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 (株)アイザックは、データ解析環境「S version 4.4」を6月5日から発売する。

「S version 4.4」画像「S version 4.4」

 同製品は、データ解析とグラフ描画のための言語環境で、インタプリタとして動作する。対話的な統計処理が可能となっており、各種データの分析システムの構築などに使用される。同製品は、米AT&T Bell研究所(現在は米Lucent Technologies)で開発されたS言語(統計解析などのデータ処理を行なうための言語で、豊富なグラフ表示機能を持つ)をベースにしており、以下のような特徴がある。

  • GUIを操作、構築可能
  • データベースとの連係
  • 日本語対応
  • GUIによってデータ解析を行なえるアプリケーション「Parole」、「Parole/QC」を収録(S言語で作成されたものではない)

 前バージョンからの主な変更点は以下のとおり。

  • 64bitプロセッサへの対応
  • 各種データベースへの対応強化
  • バグフィックス
「S version 4.4」画像
「S version 4.4」実行画面

 Linuxで動作させる場合は、カーネル2.2.x、glibc 2.1を使ったディストリビューションが必要。PC-UNIX版では、Linux/FreeBSD/Solaris(x86プラットフォーム)を1枚のCD-ROMで提供する。Solaris SPARC 64bit版には32bit版が含まれる。

 同製品には、商用ライセンスのほかに教育機関向けのライセンスも用意されている。非商用の個人ユーザーは、教育機関向けと同価格になる。追加ライセンスについては割り引き価格となるが、問い合わせが必要となっている。また、今回、64bit版が発売されたことにより、従来の32bit版の価格が、68万円から48万円へと引き下げられた。

 ライセンスの価格と対応プラットフォームは、以下のとおり。

製品名 対応OS 価格
教育機関 商用 年間サポート
「S version 4.4」Windows版 Windows 98/2000 9万円 18万円 4万8000円
「S version 4.4」PC-UNIX版 FreeBSD 2.2.x/3.x
Linux
Solaris 2.x(x86)
9万円 18万円 4万8000円
「S version 4.4」HP-UX 32bit版 HP-UX 10.x/11.x 24万円 48万円 9万円
「S version 4.4」Solaris 32bit版 Solaris 2.x/7(SPARC) 24万円 48万円 9万円
「S version 4.4」Solaris 64bit版 Solaris 7(SPARC) 34万円 68万円 9万円
「S version 4.4」Alpha 64bit版 Tru64 UNIX
FreeBSD 4.x
Linux
34万円 68万円 9万円

 また、同種のソフトウェアとして、パーソナルメディア(株)の販売する、16種類の統計機能を持つ統計ソフト「STAT for Linux/BSD」がある。

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