(有)データ変換研究所は、Wordファイルなどからテキストを抽出するライブラリ「デ変研TFライブラリ Ver1.26」を発売した。
同製品は、同社の販売する「デ変研TEXT」、「デ変研DocCat」が持つ、WordやExcelなどのファイルからテキストを抽出する機能を、外部のアプリケーションから利用できるようにライブラリ化したもの。
同ライブラリは、拡張子ではなく内容からファイルの種類を自動判別、テキスト部分をUnicode(UCS-2)のテキストデータとして抽出する。また、Unicode(UCS-2)からEUC/SJISに変換するライブラリも用意されている。動作プラットフォームは、Linux(x86)、FreeBSD(x86)、Solaris(SPARC)、Windows NT(x86)となっている。
「デ変研TFライブラリ」が変換可能なWindowsソフトウェアと、動作確認されたOS、価格は以下のとおり。
対応Windowsソフトウェア
- Microsoft Word 95/97/98/2000
- Microsoft Excel 95/97/2000
- Microsoft PowerPoint 97/2000
- 一太郎 9/10
- OASYS V6/V7
- ロータス ワードプロ
動作確認されたOS
- TurboLinux 日本語版 4.2
- LASER5 Linux 6.0
- Red Hat Linux 5.2
- Vine Linux 1.1
- Debian GNU/Linux 2.0
- Caldera OpenLinux 2.3
- Slackware 3.5
- Plamo Linux 1.4
- Kondara MNU/Linux 1.0
- FreeBSD 2.2.6-RELEASE
- NetBSD 1.4.1
- OpenBSD 2.5
- Solaris 2.6
- Windows NT 4.0
価格(1ユーザーライセンス)
- 「デ変研TFライブラリ 開発キット for Linux」40万円
- 「デ変研TFライブラリ 開発キット for FreeBSD」40万円
- 「デ変研TFライブラリ 開発キット for Solaris」40万円
- 「デ変研TFライブラリ 開発キット for NT」40万円
- 「デ変研TFライブラリ ランタイムライセンス」40万円/1台(CPU)
- 「デ変研TFライブラリ 年間保守費」12万円
- 「デ変研TFライブラリ OEM年間保守費」60万円
同社では、2000年5月末日まですべての機能が利用できる体験版を用意しており、同社のWebサイトからダウンロード可能。ファイルサイズは485KB。
