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米Intel、セキュリティソフトウェア「Common Data Security Architecture 3.0」をオープンソースに

2000年04月12日 19時04分更新

文● 沖中弘史

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 米Intelは、4月11日、ドイツのmunichで4月10日から13日まで行なわれている“RSA conference 2000 Europe″において、セキュリティソフトウェア「Common Data Security Architecture(以下CDSA)3.0」をオープンソースにすることを発表した。

 同製品は電子メールの暗号化や、「e-Business」で必要となる認証、セキュリティの確保といったサービスを提供するミドルウェアとして機能する。現在、米Apple、米Compaq、米Hewlett-Packard、米IBMなどの企業で採用されている。

 同社はCDSAをオープンソースとすることで、「e-Business」の成長を加速したいという。

 同製品は、Windows版、Linux版がリリースされ、リリーススケジュールはWindows版が2000年5月、Linux版が2000年8月となっている。また、同製品のLinux版は、IA-32版と同社の支援するLinuxのIA-64移植プロジェクト「Trillian Project」の成果を元にItaniumプロセッサに最適化されたIA-64版がリリースされる。

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