Netscape 6のメーラ。英語(ベータ版)ながら、日本語も表示可能だ。ただし、今のところ、編集部では日本語による送信ができなかった |
Netscape 6のメーラの特徴としては、
- 複数のアカウント切り替え機能が、IMAPサーバにも対応した(今まではPOPサーバにしか対応していなかった)
- 差出人をアドレス帳に自動保存
- AOLインスタントメッセンジャーとの連動が可能になった
- AOL認定のメールクライアントとして機能する
などが挙げられる。
2.の機能は、もらったメールの差出人(fromに記載されたメールアドレス)を、アドレス帳に自動的に登録する機能だ。これにより、「あの人のメールアドレスはなんだっけ?」という事態は少なくなるだろう。
Netscape 6のアドレス帳。メールのfromが登録されていく。登録されたメールアドレスを編集し、住所や電話番号を入れておくことも可能 |
3.のAOLインスタントメッセンジャー(以下AIM)との連動だが、メールをやり取りしている双方がAIMユーザーで、メールを送ってきた相手がAIMによる通信が可能だった場合、メールの差出人欄に、AIMのアイコンが表示されるようになる。これにより、メールをくれた相手とそのままAIMによる通信を始めることができる。さらにNetscape 6は、AOLのメールクライアントとしても動作する。
Netscape 6のメーラは、AOLのクライアントとしても設定可能だ |
これも、Netscape 6の特徴のひとつ。HTMLメール対策機能だ。メール送信の際に注意を促すしくみをとっている |