オムロンソフトウェア(株)は、同社Webサイト上に「クライアントの広場」ページを開設した。
同社は、早くからPC-UNIX対応製品を積極的にリリースしており、特に「Wnn」の開発で知られている。また、かな漢字変換サーバ「Wnn6」、英和和英辞書サーバ「eWnn」、日英英日翻訳サーバ「翻訳魂」の「クライアント作成用ソースコード」を、オープンソースライセンスの1つであるGPL(GNU GENERAL PUBLIC LICENSE)の下に公開しており、自由にソースの改変や領布ができるようになっている。
今回開設されたWebページには、ユーザーが作成、改良した、上記サーバソフトウェアのクライアントに関する情報や、各種PC-UNIX系OSへの対応状況などが掲載されている。現在、同ページには、
- 「Wnn6」に正式対応した「kinput2 version3」のソースコード
- かんなクライアントから「Wnn6」を使えるようにする「えせかんな for Wnn6」
- gtkを使用した「eWnn」クライアント
- 「XEmacs」で「翻訳魂」を使うためのパッチ
などの情報がある。
同社では、今後もユーザーからクライアントソフトなどの情報を募集し、積極的に情報発信をしていきたいという。