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オムロンソフトウェア(株)が、同社製品ユーザーのための「クライアントの広場」ページを開設

2000年02月25日 04時07分更新

文● 沖中 弘史

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 オムロンソフトウェア(株)は、同社Webサイト上に「クライアントの広場」ページを開設した。

 同社は、早くからPC-UNIX対応製品を積極的にリリースしており、特に「Wnn」の開発で知られている。また、かな漢字変換サーバ「Wnn6」、英和和英辞書サーバ「eWnn」、日英英日翻訳サーバ「翻訳魂」の「クライアント作成用ソースコード」を、オープンソースライセンスの1つであるGPL(GNU GENERAL PUBLIC LICENSE)の下に公開しており、自由にソースの改変や領布ができるようになっている。

 今回開設されたWebページには、ユーザーが作成、改良した、上記サーバソフトウェアのクライアントに関する情報や、各種PC-UNIX系OSへの対応状況などが掲載されている。現在、同ページには、

  • 「Wnn6」に正式対応した「kinput2 version3」のソースコード
  • かんなクライアントから「Wnn6」を使えるようにする「えせかんな for Wnn6」
  • gtkを使用した「eWnn」クライアント
  • 「XEmacs」で「翻訳魂」を使うためのパッチ

などの情報がある。

 同社では、今後もユーザーからクライアントソフトなどの情報を募集し、積極的に情報発信をしていきたいという。

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