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MP3プレイヤー「XMMS 1.0.1」リリース

2000年02月04日 04時26分更新

文● 沖中 弘史

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 「x11amp」という名前でリリースされていたころから、ながらく待ち望まれていたMP3プレイヤー「XMMS」の正式版「XMMS 1.0.1」がリリースされた。

 「XMMS(X MultiMedia System)」は、「Winamp」の「Skin」を使用、そのLook&Feelを変更することができるMP3プレイヤー。「Winamp」は、Windows 95/98/NTで動作するMP3プレイヤー。SkinはWinampの「外見」のことで、ユーザーは自由にプレイヤーの「外見」を作成し、SkinとしてWinampに組みこむことができる。XMMS 1.0.1もSkinが使えるため、現在Winamp用として配布されている多くのSkinを使うことができる。ソースコードのライセンスは、「GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2」となっている。1999年の6月にリリースされた「XMMS 0.9」以前は、「x11amp」という名前でリリースされていた。

 「XMMS 1.0.0」は、1月27日にリリースされたのだが、米Aurealのサウンドカードを使用したときに起こるバグがあったため、バグフィックスした1.0.1が1月31日にリリースされた。

 MP3プレイヤーと呼んでいるが、「X MultiMedia System」の名前が示すように、実際には、そのほかの多くのサウンドフォーマットもサポートしている。現在、

  • MP2/MP3
  • WAV
  • AU
  • Audio CD
  • module formatのほとんど

などが演奏できる。

 「XMMS 0.9.5.1」からの主な変更点は、

  • Audio CDの演奏時、自動的に曲名などを表示するCDDBをサポート
  • OSS pluginの改良
  • 「Equalizer」や「Playlist」がGNOMEやKDEのタスクリストに表示されなくなった
  • ホイールマウスで音量が変更できるようになった

ことなど。

 ダウンロードは以下の「Xmms Homepage」から可能。

XMMS Player画面
XMMS Player
XMMS Equalizer画面
XMMS Equalizer
XMMS Playist Editor画面
XMMS Playist Editor

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