1月27日に(株)メディアヴィジョンの「Corel LINUX 英語版」発売の記事を報じたばかりだが、新たな情報が入ってきたのでお伝えする。
今回、「Corel LINUX 英語版」についてわかったのは、
- 現在、北米で発売されている「Corel LINUX OS」には、Standard版とDelux版があるが、Delux版は、収録されているアプリケーションのライセンスの問題で日本国内で販売できないため、メディアヴィジョンから発売されるのはStandard版のみとなる
- 発売されるパッケージが1種類のため、製品パッケージには、Standard版の表記はない
- 米国で報じられている「Corel Update」のセキュリティバグの対応は、現時点では調査中のため未定
といった点である。
「Corel LINUX OS」の北米における状況について、カナダのCorelでは、1999年11月15日のftp版公開以来、1週間で3万8000以上のダウンロードがあり、2000年1月現在、「Corel LINUX OS」の販売により320万ドルの売り上げがあったという。また、「Corel WordPerfect Office 2000 for Linux」、「CorelDRAW 9 for Linux」は、現在ベータテスト中となっている。
また、「Corel LINUX 日本語版」の発売については、
- 発売の時期は夏以降
- 「Corel Word Perfect日本語版」が含まれる予定
- 1月8日に報じた米GraphOnのBridgesについては含まれるかどうかは未定
とのことだ。
