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米Caldera Systems、「OpenLinux eServer 2.3」を発売

2000年01月31日 00時00分更新

文● 高柳政弘

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 米Caldera Systemsは、“Eビジネス”向けWebアプリケーションサーバを搭載した「OpenLinux eServer 2.3」を米国で2月2日に発売する。米New Yorkで2月2日から開催される“LinuxWorld Expo in NY”で正式にリリース。OpenLinux eServer 2.3は、同社のLinuxディストリビューション「OpenLinux 2.3」をベースに、米IBMのWebアプリケーションサーバ「WebSphere Application Server Standard Ver.2.03 for Linux」と、米IBMのJava言語アプリケーション開発ツール「VisualAge for Java」をバンドルしたもの。価格は199ドル(約2万1300円)。

OpenLinux eServer 2.3OpenLinux eServer 2.3

 OpenLinux eServer 2.3は、Webブラウザベースのリモート管理機能“Webmin”を搭載し、最大4GBのメモリをサポートすることが特徴だ。

 電話とメールによるインストールについての無償サポートが、30日以内、5件まで提供される。また、1時間以内の応答を保証し、24時間受け付け可能な有償サポートも用意されている。

 日本市場向けの「OpenLinux eServer 2.3 日本語版」は2月末日の出荷予定。国内では、同社のパートナーである(株)ネオナジーを通じて販売される。製品仕様や価格などの詳細情報は現段階で未定だが、近日中にも発表するという。

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