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Linux Kernel 2.2.14がリリース

2000年01月07日 19時34分更新

文● 沖中 弘史

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 Linux Kernel 2.2.14がリリースされた。

 Linux Kernelには安定版と開発版があり、Kernelのマイナーバージョンナンバー、つまりバージョンナンバーの小数点以下1ケタ目の数字が偶数なら安定版で、奇数なら開発版となっている。現在のリリースでいうと、開発版(2.3.x)は2.3.35で、今回リリースされた2.2.14は、安定版(2.2.x)の最新バージョンとなる。ちなみに、次の安定版となる2.4.xシリーズは、2000年第1四半期リリース予定。

 今回リリースの2.2.14は、前のバージョンの2.2.13がそうであったように、安定版の特徴であるバグフィクスとドライバの追加、アップデートが主になっている。このバージョンには、米AMD Athlonプロセッサ用のチップセットである「AMD-751」のサポートや米Intel CoppermineプロセッサのL2キャッシュに関するバグフィクス、まだアルファ版ながら、米Quicknet TechnologiesのInternet電話を可能にするカードのドライバなどが含まれる。

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