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「Linux-Mandrake 7.0-BETA」配付開始

1999年12月24日 00時00分更新

文● 吉川

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 Red Hat Linuxをベースにし、Red Hat Linuxとは99%互換性を持つLinux-Mandrakeの新しいバージョン「Linux-Mandrake 7.0(開発コードOxygen)」のベータリリース配付が始まった。

 カーネルは2.2.14。グラフィカルなインストールツール「Drakx」、パーティションツールの「DiskDrake」のほか、デスクトップ環境設定ツールである「DrakeConf」、rpmパッケージマネージャ「rpmdrake」、ハードウェア設定ツール「XFdrake」などを装備している。

 配付形態はISO9660イメージで、国内にもミラーあり。ちなみに、“Mandrake”とは、地中海地方に生息する植物で、その二又に分かれた有毒の根は、眠り薬や恋薬、下剤などに用いられたという。転じて1930年台、米国で「Mandrake the Magician」というマンガが登場し、1934年には映画化された。Linux-Mandrakeのトレードマークであるマジシャンの帽子は、マンガの主人公が被っている帽子にそっくりである。

Mandrake関連の出典は、研究社英和中辞典 第5版と、研究社リーダーズ英和辞典による

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