Corel LINUXのインストーラは非常に洗練されていて、ユーザーに判断を求める場面は、ユーザー名の入力、インストールするパッケージの選択、パーティションの決定、という3つしかない。まずはCD-ROMからブートすると、ブートアップ画面に続いてCorel LINUXのライセンスを表示して、ユーザーに同意を求める。ここで同意すると、次にユーザー名の入力を求める。
インストールするパッケージの選択には、「standard desktop」と「advanced install options」の2通りがある。「standard desktop」という選択枝からも、Corel LINUXの目指すところがうかがえる。
前のステップで「advanced install options」を選ぶと、画面のように4種類の選択枝が表われる。
続いて、パーティションの決定を行なう。
あとはコピーが終わるのを待つだけだ。
細詳な設定はインストールのあとで行なう
Corel LINUXのインストーラは、Linuxをハードディスクからブートできるようにインストールするだけなので、タイムゾーンの選択やパスワードの設定など詳細については、インストールが終わったあとに、「Control Center」というKDEアプリケーションから設定を行なうことになる。
ほとんどの設定はControl Centerから行なうことができたのだが、唯一、2ボタンマウスに見えているMicrosoft IntelliMouseを3ボタンに見せるためには、XF86Configをエディタで直接編集する必要があった。