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デスクトップ向けディストリビューションの本命!? Corel LINUXをレビュー

1999年11月19日 00時00分更新

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 Corel LINUXのインストーラは非常に洗練されていて、ユーザーに判断を求める場面は、ユーザー名の入力、インストールするパッケージの選択、パーティションの決定、という3つしかない。まずはCD-ROMからブートすると、ブートアップ画面に続いてCorel LINUXのライセンスを表示して、ユーザーに同意を求める。ここで同意すると、次にユーザー名の入力を求める。

インストールするパッケージの選択には、「standard desktop」と「advanced install options」の2通りがある。「standard desktop」という選択枝からも、Corel LINUXの目指すところがうかがえる。

  前のステップで「advanced install options」を選ぶと、画面のように4種類の選択枝が表われる。

  続いて、パーティションの決定を行なう。

 

  あとはコピーが終わるのを待つだけだ。

 

 

 

細詳な設定はインストールのあとで行なう

 Corel LINUXのインストーラは、Linuxをハードディスクからブートできるようにインストールするだけなので、タイムゾーンの選択やパスワードの設定など詳細については、インストールが終わったあとに、「Control Center」というKDEアプリケーションから設定を行なうことになる。

Control Centerの画面

 ほとんどの設定はControl Centerから行なうことができたのだが、唯一、2ボタンマウスに見えているMicrosoft IntelliMouseを3ボタンに見せるためには、XF86Configをエディタで直接編集する必要があった。

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