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COMDEX/Japan '99 展示会場レポート

1999年11月09日 23時52分更新

文● 吉川

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 本日11月9日から千葉県幕張メッセで始まったCOMDEX/Japan '99では、Linux Solution Zoneと題した一角が設置され、ディストリビューションベンダーを中心に展示が行なわれていた。特に、オープン・リヌックス 2.3とRed Hat Linux 6.1日本語版はパッケージが展示され、発売間近の雰囲気を漂わせていた。

Linux Solution Zoneの入り口

(株)ネオナジー

Caldera Systemsの日本語版「オープン・リヌックス 2.3 日本語版」パッケージ

オープン・リヌックス 2.3のインストール画面。すでに日本語化されているのがわかる。右領域のヘルプもうれしい機能だ

ローダー絡みの設定

まるでWindowsのインストーラのような「タイムゾーンの設定」画面

インストール中、バックグラウンドでコピーをしている間は、テトリスに似たゲームができる

オープン・リヌックス 2.3は、表示領域が狭い場合などに起こる、TrueTypeフォントの崩れを修正する機能を持つ。この機能は、同ディストリビューションにバンドルして出荷されるTrueTypeフォント「さいもん」用にチューンされている

レッドハット(株)

レッドハット(株)では、製品紹介のデモンストレーションを行なっていた

発売間近の「Red Hat Linux 6.1 日本語版」パッケージ

レーザーファイブ(株)

「LASER5 Linux 6.0」のバイナリとソースを、その場でCD-Rに焼いてくれるサービス

レーザーファイブのブース内では、GNOMEユーザ会とKDEユーザ会も展示を行なっていた。画面はGNOMEの新しいテーマ。これはCOMDEX/Fall '99に合わせて作られたもの。ウィンドウが最小化するとき、くるくると回転しながら小さくなる。ウィンドウ枠のデザインも違っている

同じくGNOME。マウスをポイントすると現れるヘルプもちょっと豪勢

KDEユーザ会の出展。派手派手なデスクトップの上に音楽CDのプレイヤーなどが並んでいる

アクアリウムコンピューター

“マイクロ・インターネット・サーバ”「blue grass」の(株)アクアリウムコンピューターでは、UPSなどのハードウェア互換性確認が、かなり進んできている
この度、blue grassが3年間無料で提供されるサービスが始まった。このサービスは、ディーアイエスシステム販売(株)が行なうもの。KDDインターネット接続回線NeWeB「アクセス3」の2年間継続利用などの条件を満たせば、blue grassを3年間無料で提供するという。詳しい条件及び受付は「http://www.dst.ne.jp/freeserver/」まで

日本SGI(株)

日本SGIのブースでは、SGIの帽子がたくさんおいてあった。写真は「Silicon Graphics 320」

日本SGIのLinuxサーバ「SGI 1400L」

SGI 1400Lで動作していた3Dソフトのデモンストレーション

富士通(株)

(株)富士通愛知エンジニアリングの参考出展「携帯オフィス(仮称)」。「予定表」や「掲示板」、「ミーティングルーム」といったグループウェアの機能に、営業マン向けの「商談説明」「商談交渉」といった機能をつけ加えた。i-modeにも対応する

(株)富士通九州システムエンジニアリングの商用コンパイラ「Fortran&C Package」。エラーのモニタリングやブレークポイントの設定などをすぐに行なうことができる線形計算や固有値、補完・近似といった機能を備えた数値計算ライブラリ「SSLII」も好評だという。教育機関からの引き合いが多いとのこと。販売は富士通(株)が行なう

ノーザンライツ

ノーザンライツ(株)のクラスタシステム「NL Cluster」シリーズ。すでに、気象シミュレーションの現場などへの導入実績を持つ

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