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Creative Technologyが「SoundBlaster Live!」のLinux用ドライバの正式版をGPLに基づき公開

1999年11月08日 00時43分更新

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 米Creative Technologyは、「SoundBlaster Live!」のLinux用ドライバの正式版を、GPL(GNU General Public License)に基づき公開した。いままでも、同製品のドライバのβ版は公開されていたが、カーネルのバージョンによる制限があった。今回のREADMEファイルには制限については記載されていない。

 GPLということで、ソースももちろん公開されているが(というより、ソースしか公開されていないので、自分でコンパイルしインストールする必要がある)、当然無保証なので、本人の責任において使用してほしい。

 添付されたREADMEファイルによれば、現在の機能は以下のようになっており、0.3βからの機能の追加は無い。

  • OSS(Open Sound System)互換
  • 全二重Wave再生/録音
  • 同時Wave再生
  • AC97アナログミキササポート
  • sndstatレポートのサポート
  • MIDI UARTサポート
  • ジョイスティックサポート(ただしカーネル2.2.x以降)
  • 複数のEMU10K1カードのサポート

 今回、同社は「Creative Open Source page」というページを持つサーバを公開した。今後、オープンソースのソフトウェアに関しては、このサーバで公開されることになると思われる。現在、SoundBlaster Live!用のドライバのほかに、PC-DVD Dxr2用のβ版ドライバが公開されている。

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