このページの本文へ

(株)ニュートーキヨーと(株)テンアートニが、共同開発したシステムをオープンソースとして公開

1999年11月02日 00時00分更新

文● 吉川

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 外食産業の(株)ニュートーキヨーと、JavaとLinuxでシステムインテグレートを行なう(株)テンアートニは、共同で開発したJava ServletとLinuxによる受発注システム「セルベッサ(CERVEZA)(※1)」を、「オープンソース」として公開した。

 ソースの提供形態だが、ソースコード、実行プログラム、インストールの説明書のダウンロードが可能なほか、セルベッサの使用、改変再利用、改変再販売も無償で行なうことができる。また、テンアートニでは、改変したソースコードを再登録する仕組みを用意し、システムのバリエーションを拡げていく方針。テンアートニはこれにより、サポートサービスなどの収益をねらう。

セルベッサクライアント画面
セルベッサのクライアント画面

 セルベッサは、バックエンドのデータベースにOracle 8 for Linuxを採用し、Java ServletやXMLによるアプリケーションサーバを構築。ニュートーキヨーのチェーン200店舗を結ぶ。

 なお、日刊アスキー Linuxの連載コラム「SIから見たLinux」で、テンアートニの佐藤氏がセルベッサについて詳しく語っている。

※1 スペイン語でビールの意

カテゴリートップへ