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レッドハット、Red Hat Linux 6.1日本語版を発表

1999年10月29日 07時26分更新

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 レッドハット(株)は10月28日、「Red Hat Linux 6.1日本語版」を11月12日より発売すると発表した。「Red Hat Linux 6.1日本語版」は英語版の「Red Hat Linux 6.1」をもとにしたインターナショナルバージョンの標準言語を日本語にしたもの。価格は1万2800円。今回のインターナショナルバージョンは、プログラム本体とメッセージファイルがわかれているため、メッセージファイルを日本語に翻訳するだけで、英語版とかわらない動作が得られるという。

 ウィンドウマネージャにはGNOMEとKDEを採用し、インストール時に選択できる。また、日本語化された各種アプリケーションはJRPMの協力により、日本において良く使われるものを収録しているという。

 パッケージは、OS本体のバイナリとソースが収録されたCD-ROMが2枚、商用パッケージが入ったコマーシャルCDが1枚と、ブートフロッピーディスク、インストレーションマニュアルで構成される。また、パッケージには30日間の無料電話サポート、90日間の無料の電子メールサポート、180日間無料のオンライン優先アクセス権が含まれている。商用ソフトウェアは、日本語入力ソフトの「ATOK12SE」、「Wnn6 Ver.3」、日本語ワードプロセッサとして「dp/NOTE」のほか、ダイナラボ・ジャパンの5種類のTrue Typeフォントが添付される。

 今回、常に最新のソフトウェアを使用できるように、レッドハット アップデートエージェントが採用された。これにより、レッドハットのFTPサイトから、アップデートファイルをダウンロードし自動的にセットアップすることができるようになった。

 本製品のそのほかの特徴としては、グラフィカルインストーラ、各種ハードウェアの自動認識、インターネットへのダイヤルアップコンフィグレーションツール、RAID対応、LDAPサービスの搭載などがあげられている。

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