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Samba日本語版公開

1999年09月17日 00時00分更新

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 Samba 2.0.5aを日本語化した、「Samba日本語版」が公開された。Sambaとは、UNIX系OSのマシンで、Windowsが提供しているネットワークサービスを利用できるようにする仕組み。UNIX系OSのマシンがSambaを使うと、SMB(Server Message Block)とNetBIOSをUNIX系OSのマシンに実装することができ、Windowsにおける「ファイル共有」や「プリンタ共有」を提供したり、逆にWindowsマシンの提供しているファイル共有やプリンタ共有を使うことが可能になるほか、Windows NTのドメインコントローラとして(制限はあるが)機能することができるようになる。

 Samba日本語版は、Samba 2.0.5aに対して、

  • ブラウザを使ってSambaを管理する「SWAT(Samba Web Administration Tool)」の日本語化
  • ドキュメントの日本語化。日本語ドキュメントはSWATから簡単に参照可能
  • デフォルトで日本語ファイル名を使用可能に設定してある(具体的には、“client code page = 932 , coding system = euc”をデフォルトとしている)
  • Windows 95/98のバグのため、ディレクトリ名に日本語を使用したときに発生する問題に対応

といった変更がなされている。

 なお、Samba日本語版のWebページでは、「初心者向SambaインストールガイドLinux編(RedHat系)」といったコーナーも設けられている。

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