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マインドが「Linux for PPC Japanese Edition 2」を発表

1999年09月02日 00時00分更新

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 株式会社マインドは、Power Macintosh用Linuxディストリビューション「Linux for PPC Japanese Edition 2」を、9月20日より販売すると発表した。

 同製品は、「Linux for PPC Japanese Edition」のバージョンアップ版で、「使える日本語環境のベースを提供する」ことを目的としている。 さらに、標準デスクトップ環境のGNOMEとKDEはもちろん、ウィンドウマネージャ、各コマンドについても、可能な限りの日本語化を進めている。

主なバージョンアップポイントは以下のとおり。

  • 簡単便利な日本語インストーラーを採用
  • 最新のMacintoshにも対応(iMac、Blue&White G3)
  • Linux Kernelに2.2.6を採用
  • 国際化プログラムに対応したglibc 2.1.1(日本語locale付)を採用
  • X Window Systemに最新のXFree86-3.3.4(X-TT サポート)を採用
  • 標準デスクトップとしてGNOMEとKDEを日本語環境として採用  (その他のデスクトップ環境、ウインドウマネージャ等も日本語に対応)
  • Netscape 4.6 PPC(日本語版)を採用
  • 各種国内プリンタに対応
  • 全文検索エンジン付き各種日本語ドキュメント  (man、JF、mklinux-jp ML、linuxppc-jp ML、linuxppc-jp-dev ML)

 価格は新規購入の場合、スタンダード版が4,800円、オフィシャル版が9,800円。スタンダード版はFTPや書籍等に添付されるものと同じで、サポートは無い。オフィシャル版には日本語入力システムはVJE-Delta、日本語フォントはDYNALAB 社のTrueType Font、マニュアルが添付される。

 なお、1.0の利用者に関しては、アップグレードパスも用意されており、スタンダード版、オフィシャル版、どちらからもアップグレードが可能になっている。価格はいかのとおり(税、送料別)。なお、アップグレードに関しては、マインドのホームページで受け付ける。

  • スタンダード版1.0からスタンダード版2.0 2,000円
  • スタンダード版1.0からオフィシャル版2.0 4,500円
  • オフィシャル版1.0からオフィシャル版2.0 3,500円

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