最大のLinuxディストリビューターの一つ、米Red Hatが11日、初の株式公開を行った。公開前の価格14ドルより38.06ドル上昇し、272%も値を上げた。
Red Hat株はNASDAQでの公開直後の46ドルから順調に値を上げ、最高値56.75ドルに達したあと、52.06ドルで取引を終えた。Red Hat社長のRobert Young氏は9100万株を取有しており、この株式公開によって一度に3億ドル近くを手にしたことになる。
この株式公開は、オープンソースな製品をメインに据えた企業としては初めてのものであり、値動きが注目されていた。