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Linux Exhibition '99にぷらっとホームブースが! 有名製品勢揃い編

1999年07月30日 17時30分更新

文● ぷらっとホーム(株)

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 「ショップ情報」では、PC-UNIXについては老舗であり、システム構築からPCのパーツ、ソフトウェア販売まで幅広く事業展開する「ぷらっとホーム(秋葉原店舗 101-0021 千代田区外神田1-11-4 ミツワビル3階/4階/5階)」にご協力いただき、Linux関連製品のおすすめ情報などを紹介します。お店の位置は、同社のWebページを見てください。

AMI製品の展示が目を引きます

今週のショップ情報は、 先週行なわれたLinux Exhibition '99での、ぷらっとホームさんのブースレポートをお届けしたいと思います。

 Linux Exhibition '99は、既報のとおり盛況だったのですが、やはりビジネス関係のお客さんが多く、セミナーも熱心に受講されるなど、みなさん情報収集に余念がない、といった雰囲気でした。さて、肝心のブースは展示場へ降りるエレベータのすぐ近くにありました。巨大な銀球に「Plat' Home」の文字をあしらった看板が目立ちます。ぷらっとホームの本多社長や業界著名人が登場するビデオが印象的でした。

エレベータからの写真
青と銀を基調としたブースがひと目でわかりました

UPS写真Linux対応を正式に謳った三菱電機の小型UPS「FREQUPS FW-A10-0.7K-01」(ラインインタラクティブ方式)。Linuxでも自動シャットダウンが可能です。ドキュメントなどを元に、さまざまなUPSを改造してLinuxでも使用可能にする、といった方法はユーザー間の情報交換で浸透していたそうですが、こうしてメーカーが正式サポートするようになったのはつい最近とか

切り替え器写真
ぷらっとホームオリジナルCPU切替器「PC Switch PS-104F」。1組のモニタ、マウス、キーボードで、合計4台のPCを切り替えて操ることが可能です。会場では、Solaris、UnixWare、BeOS、Windows 98が動作している4台のマシンを、一定時間ごとに自動切り替えするデモを行なっていました

RAIDドライブ写真
アドテックスの「3.5"RAID Drive」。3.5インチベイに2.5インチのHDDを2つ搭載してミラーリングを行ないます。写真のものはSCSIモデルですが、IDEモデルでは、IDEドライブによるホットスワップが可能なほか、ハードウェアでミラーリングを行なうので、システムのオーバーヘッドがありません。システム側からは、単にIDEドライブとして認識されます

AMIのRAIDコントローラ写真
AMI(American Megatrends)も、Linux市場へ参入しはじめたということで、大きくて目立つケースの中にAMIの製品が。こちらは、低コストのRAIDコントローラ「MegaRAIDR Express PlusWS」。72ピンのSIMMスロットが装備されています

AMIマザー写真
同じくAMIのIntel 450NX搭載マザーボード「MegaPlex II」。Pentium II、Pentium III Xeonを4CPUまで搭載可能で、メインメモリは最大4GBまで。メモリはマザーボード中央のスロットにライザーカードを挿して装着します。

インテリジェントマルチシリアルカード
ぷらっとホームのシリアルエクスパンダ「Cyclades-16Ze」。テレフォンサービスやISPなどで使用するケースが多いとか。最大921.6.2Kbpsまでサポートしています

Accelerated-X写真
出たばかりの最新チップを使った製品でもないかぎり、ビデオカードはXFree86で動作しますが、それでも商用パッケージのX Window System「Accelerated-X」は人気があります。ベンチマークテストで2D/3D性能ともに高い数値を叩き出しているのも人気の一因でしょう。また、メジャーなビデオカードへの対応が早いのも見逃せません。会場では、OpenGLで描かれた景観が全画面でグリグリと動いていました

 ぷらっとホームさんのブースは、有名製品勢揃い、といった感がありました。立ち止まって実際に製品に触れている人の姿も目立ち、熱心に質問している方も。スタッフの皆さんが、来場者の皆さんへの対応に大忙しなのが印象的なブースでした。

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