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Linux Exhibition '99に行ってみる

1999年07月27日 09時50分更新

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 み@おらおらです。最近、職業病ともいうべきか、腱鞘炎というか、右手の肘から小指にかけてしびれてしまって、キーボードが叩きにくくって困ります。行き付けのスポーツクラブに3週連続でマッサージをしてもらいに行っていますが、なかなか治りません。それでも最初はパンパンだった腕、ガチガチだった背中もだいぶよくなってきたと言われました。右手の調子が悪いのはやはりリターンキーだのBACK SPACEキーだのが右側にあったり、マウスも右手で操作したりするせいですかね。というわけで私は現在療養中です。皆さんも気をつけてくださいね。

 さて、7月21日から23日まで幕張で行なわれたLinux Exhibition '99に行ってきました。所用で中日の22日には行けなかったのですが、それ以外の日に感じたことをざっくばらんに書いてみたいと思います。

7月21日(水)
 午後から『Linux ビジネス活用の動向と課題』と題して講演を行なわせていただきました。有料セミナーにもかかわらず100人以上の方が聴講されました。話の内容のポイントとしては「IT産業はサービス産業である」「現在のLinuxの盛り上がりは、今までのシステムを『モノ』と捉える商売から、『サービス』として捉え直す契機となるであろう」といった感じになるでしょうか。概してこれからLinuxでビジネスをやろうとされている方の反応はよかったかな? という感じでしょうか。アンケート結果を見てみたいですね。

 その後、展示会場へ。やっぱり展示会というのは金曜午後直帰というのがセオリーですのでこの日は空いていてゆっくりと見ることができました。それにしても歩いていると3メートル進む度に知り合いが出展しているか、あるいはすれ違う、という感じなのでLinux業界っていうのはまだまだ狭いのかもしれません。それでもこの半年でこれだけたくさんの会社がLinuxビジネスに参入するとは、Linuxの勢いを感じますね。ただ、内容的には物凄く目新しいものがあったかというとそうでもなかったのが残念です。

 夕方からはなぜか日本Linux協会のブースにて臨時セミナーを開催。終了時間ぎりぎりだったにもかかわらず、帰り道にたくさんの人が足を止めていってくれました。

 夜はProject BLUEによるビジネスLinuxユーザー宴会を、Linuxでシステムを構築、運用しているニユー・トーキヨー プレナ幕張店にて開催。Linuxで飯を食っている、あるいは飯を食いたい面々が終結しての大宴会。スペシャルゲストにLinux Japan編集長の風穴氏をお招きし、また終了間際には取材記事を書き終えた「くみPon」がわざわざ駆けつけてくれて、大いに盛り上がったのでした。この勢いさえあれば、Linuxビジネスの夜明けは近いぜよ。

7月23日(金)
 Project BLUE関西方面よりお越しのO氏に呼ばれて、またまた日本Linux協会ブースに。今回はO氏が紙芝居で「Linuxで飯を食うには」というお話をしてくれたので、私はゲストとして出演。Linuxでの自分の飯の食い加減を話しました。思い返してみれば、1年前の私は「NT事業推進部」などという、今の私から見れば気が遠くなりそうな名前の部署で仕事をしていたのでした。そこでいろいろとユーザーさんのお話を聞いて回っているうちに、そこら中でLinuxでOracleが動かしたい、というお声を聞いて、そりゃやらな~あかんなと思い立ち、今に至っているわけです。ソフトウェア産業の構造から見ると、私はソフトウェアベンダーにいるので1次提供者の位置にいる。ここではだいぶ飯を食うことができるようになりつつある、というか私は飯を食えています。で、その提供するソフトを使って飯を食えている人も出てきている。ここでひとつ食物連鎖というか、ビジネスの環ができつつある。どうやってこの環をほかにいくつもいくつも作っていくか、これが今後の課題です。  この課題に合わせて存在するのは今まで何度も何度も出てきたProject BLUEなのですが、今回のイベントを見て、今後、より具体的にProject BLUEでいろいろとアクションを起こしていこうと決意した、という意味で今回のLinux Exhibition '99は非常に有意義であったといえるでしょうか。

(宮原 徹)

宮原 徹

プロフィール
1972年生まれ、神奈川県出身。中央大学法学部卒。現在、日本オラクル(株)Linux事業推進部に所属。日本国内でのビジネス用途でのLinux利用促進の為、日夜活動を行なっている。

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