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市川充商店、Caldera OpenLinux 2.2用日本語追加キット「かぼす」の配布を開始

1999年07月17日 06時03分更新

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 (株)市川充商店(アミュレット)は、米Caldera Systemsが開発した「Caldera OpenLinux 2.2」対応の日本語環境構築のためのソフトウェアパッケージ「かぼす」の配布を開始した。

画面写真

 「かぼす」では、デスクトップ環境のKDEが日本語化されているほか、日本語変換システム「Canna」、エディタ「XEmacs」などの日本語対応版が収録されている。また、日本語TrueTypeフォントを使用するためのソフトウェア「X-TT版フォントサーバ」(X-TT版Xサーバは付属していない)が含まれており、フリーのTrueTypeフォントが使用できる。商用フォントは同梱されていない。

 「かぼす」のCD-ROMは、英語版パッケージに添付している「かぼす 無償提供用チケット」を郵送、または同社店頭(東京・秋葉原)に持参することで無償で入手できる(郵送の場合、送付代として400円分の切手が必要)。このほか、FTPサイトを通じても公開する予定。また、同社は、今後販売する「Caldera OpenLinux 2.2」には「かぼす」CD-ROMを付属するという。

 なお、「Caldera OpenLinux 2.2」には、英語版「StarOffice 5」、「WordPerfect 8」がバンドルされているが、「かぼす」ではこれら製品の日本語バージョンは使用できない。

 同社では、「Caldera OpenLinux 2.2」の英文マニュアルの日本語訳「パート1:インストール(第1章~第4章)」に続いて、「パート2:使い方(第5章~第10章)」を同社Webページで公開している。

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