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Loki、ゲーム「Civilization」などを、PowerPC用Linuxに対応

1999年07月16日 00時00分更新

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 ゲームソフト会社の米Loki Entertainment Softwareは、米Terra Soft Solutionsと共同で、Linuxに対応したPowerPC用ゲームソフトウェアを開発すると発表した。

 Lokiはこれまで、Windows/MacOS用のゲームをLinuxに移殖してきた。今回の提携で、PowerPCアーキテクチャ上で使用できるLinuxでもこれらのゲームが使用可能になるという。提携先のTerra Softは、Power MacintoshやiMacなど、PowerPCアーキテクチャ上のLinuxディストリビューション「Yellow Dog Linux」を開発している会社で、実際のポーティング作業はTerra Softが行なう。

Civilizationパッケージ写真すでにIntel版Linuxに対応した「Civilization」(価格は49.95ドル)の販売は開始されている。PowerPC版は、まず「Civilization」に対応するという

 PowerPC版は、対応したバイナリデータを同社ホームページから無償でダウンロードすることで使用できる。配布時期は未定。なお、配布開始以降に販売される商品には、PowerPC版バイナリデータが含まれるという。

 Lokiでは、すでに「Civilization: Call to Power」を販売している。今月中には「Myth II: Soulblighter」、8月中には「Railroad Tycoon II Gold Edition」「Eric's Ultimate Solitaire」、またこのほかにも、今年中に計4タイトル(製品名は未定)をLinux対応としてリリースする予定である。今回の提携で、将来的にこれらすべてのゲームはPowerPCにも対応することになるという。対応時期は未定。

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