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カナダから新しいディストリビューション登場

1999年07月12日 23時05分更新

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 カナダのStormix Technologiesは、7月6日、Debian GNU/Linuxをベース(Kernelは2.2系)としたディストリビューション「Storm Linux」のアルファ版を公開した。

 使いやすさとインストールのしやすさに重点を置き、「新ユーザーは15分程度でStorm Linuxを走らせることが可能だ」としている。サーバおよびデスクトップユーザーをターゲットとする。

 同ディストリビューションでもっとも目を引くのが「Storm Administration System(SAS)」だ。SASはシステム管理者向けのツールで、Linuxマシン上で動作し、クライアントソフトからネットワークからでも操作することができる。SASでは、同社製のインターフェイスを構築する言語「Simple Interface Language(SIL)」を使って、Storm LinuxをリモートからGUI/コンソールを使って管理できる。また、SILによって、SASとHTMLを使ってやりとりすることも可能だ。SASについては、まだ詳細は発表されていないので、引き続き追加情報をお伝えする予定だ。なお、SAS用のインターフェイス開発ツールも作られている。

 日本語への対応だが、同社サイトでは、すでに日本語インストールマニュアルまで公開されていることと、Storm LinuxがベースとしているDebian GNU/Linuxが、Debian JPの開発した日本語アドオンパッケージ集を統合する予定もあることから、かなりの期待が持てそうだ。

 Stormix Technologiesは、1999年2月に、Linuxを対象としたアプリケーションプログラムやツールを提供する目的で設立された。Storm Linuxは、オープンソースで開発を進めること、すべての製品に関してGPLを使うことを明言している。

 Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューションは、ほかにもネットビレッジ(株)が「日本語対応版 Debian GNU/Linux 2.1」を販売しているほか、カナダのCorelも、「Corel's Linux Distribution」のリリースを予定している。

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