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Amiga、次期OSにLinuxを採用

1999年07月12日 21時48分更新

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 米Amigaは、同社の次期OSにLinuxを採用することを発表した。これは、同社が開発している次世代OS「Amiga Operating Environment」の一部として、Linuxカーネルを採用するというもの。同OSは、今年中にリリースされるという。

 同社はこれまで、自社OSとして、モトローラ68系のAmigaOSを開発しており、8月には最新版AmigaOS 3.5がリリースされる予定である。いっぽうで、米Commodoreの倒産に伴ない米Gatewayが'97年にAmigaを買収したことで、Amigaのx86系PC/AT互換機の対応が進められていた。これは、x86系でリアルタイム機能を持つOS「QNX」を開発している米QNX Software Systemsと共同で行なわれていた。

 今回、次世代AmigaOSにLinuxカーネルを取り込むことで、Linuxコミュニティや各デベロッパーが開発しているLinux用ドライバなどのユーティリティをサポートできるようにするという。なお、今後もこれまでのAmigaOSの開発は続けられる。また、QNXとの関係については、現在のところ明らかにされていない。

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