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チェック・ポイント、Linuxに対応したIPアドレス管理製品「Meta IP Services for Linux」を発売

1999年07月07日 22時23分更新

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チェック・ポイント・ソフトウエア・テクノロジーズ(株)は、本社イスラエルのチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズが、Linuxに対応したエンタープライズ市場向けIPアドレス管理製品、「Check Point Meta IP Services for Linux」を発売することを発表した。国内では、富士通(株)などの販売代理店を通して7月末に出荷を開始する予定。価格は「Meta IP Services Pack-2 4.1 Enterprise Edition」が110万円から。

「Check Point Meta IP Services for Linux」は、企業規模のIPネットワークインフラの一元運用管理、および分散管理を提供するモジュール型のIPアドレス管理システム。Dynamic DNSに対応したBIND互換のDNS、DHCP、RADIUSの各サービス、また分散型LDAPデータストアにより構成される。

このほか、「Meta IP DHCP」サービスの1つである、「Meta IP UAM(User-Address Mapping)サービス」機能を搭載。Windows NT Serverのドメインコントローラと連携して、ネットワーク上のユーザーとIPアドレス、MACアドレスを対応づけることができる。これらの情報を使用して、同社の「Check Point Firewall-1」、「VPN-1」と連携し、ユーザーベースのセキュリティ管理を行なうことも可能。

「Meta IP管理コンソール」画面写真
「Meta IP」の管理を行なう「Meta IP管理コンソール」は現在Windows NTのみで動作する。今後Linuxを含むUNIX版への移殖も検討中。

なお、Meta IPの管理コンソール・モジュールは現在は、Windows NTにのみに対応している。今後は、UNIX版にも対応するという。

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