(株)PFUは、富士通(株)と協力して同社の企業向けデスクトップパソコン「FMV-6550TX3」、「FMV-6500DX3」、「FMV-6433DX3c」3製品のLinux向けサービスを7月末に開始すると発表した。
同社では5月から富士通のIA(Intel Architecture)サーバ「GRANPOWER5000シリーズ」でのLinux向けサービスを開始していたが、これを拡大するかたちとなる。対象ディストリビューションは、(株)五橋研究所の「日本語redhat Linux 5.2」とターボリナックス ジャパン(株)の「TurboLinux Server 日本語版 1.0」。今後、「TurboLinux 4.0」にも対応する予定。
「FMVシリーズ」ユーザー向けに、Linux導入、運用のサポート、インストールなど各種サービスを提供する。また、“I/Oドライバインストールサービス”を開始。「日本語redhat Linux 5.2」と「TurboLinux Server 日本語版 1.0」に含まれない個別のドライバが必要になった場合に、追加を行なう。
このほか新たに「GRANPOWER5000シリーズ」において、これまでのサービスメニューに加え、“RAID構築/設定サービス”を追加。Linuxのデータベース/Webサーバの運用において、信頼性の高い環境が構築できるという。対応ディストリビューションは、「TurboLinux Server 1.0」のみ。
価格は、基本のLinux基本サポートサービス(日本語redhat Linux 5.2の場合)が20万円から。I/Oドライバサービス、RAID構築サービスはオプションサービスとなる。