翼システム(株)は、(株)エフ・アイ・ティが開発した業務帳票作成/印刷ツール『Super Visual Formade』、および印刷管理ツール『Report Director』のLinux対応版を発売する。作成した帳票閲覧は、Webブラウザーなどを利用して行なえる。
同製品は、サーバ上にある帳票/伝票フォームに、データベースから抽出した帳票にいれるデータをマージし、クライアントはWebブラウザーを利用してマージを反映した帳票/伝票フォームを閲覧できるというもの。
また、そうして作成したフォームをPDFファイルに変換し、クライアント側にあるプリンターを使い、オリジナルの帳票フォームのまま印刷することもできる。これにより、クライアント側は、Webブラウザーとアドビシステムズの『Adobe Acrobat Reader』があれば、マシン環境を問わずに帳票の閲覧/印刷が行なえる。
対応ディストリビューションは、日本語redhat Linux 5.2、TurboLinux 3.0 日本語版。両製品とも、7月にサンプル版をリリース、年内に製品版を発売するという。価格は未定。
同社ではこのほかにも年内に、帳票データの運用/管理ができる、Linuxに対応したプリンターサーバを出荷したいとしている。