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日本IBM、翻訳ソフト『インターネット翻訳の王様』をLinuxに移植し、ベータ版を公開

1999年06月18日 00時00分更新

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日本アイ・ビー・エム(株)は、翻訳ソフト『インターネット翻訳の王様Linux版テキスト&ライブラリ』の無償ダウンロードサービスを開始した。使用期間は10月31日までの限定となっている。これは、すでにWindows版が発売されている『インターネット翻訳の王様バージョン3.0』の翻訳エンジンをLinux版として提供するもの。指定した英単語や英文、ファイルをコマンド入力で翻訳できる。テキストエディターMule上でのテキスト翻訳も可能。

また、翻訳ライブラリやコマンドを使用するためのC++のサンプルプログラムが付属しており、ユーザー辞書作成プログラムの開発も行なえる。対応OSは、『日本語redhat Linux 5.2』(Linuxカーネル 2.0.36、libc-2.0.7、rpm-2.5.5、libstdc++-2.8.0、libwcsmbs-0.0.5が必要)。インストールパッケージはRPM形式での配布となる。

なお、Windows版で提供されている、Webページ(TML形式のデータ)翻訳、自動巡回翻訳、辞書ツール、マウスによる辞書引き翻訳、日英翻訳などの機能は提供されないという。

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