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『日本語redhat Linux 6.0』の発売は9月

1999年06月18日 00時00分更新

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レーザー5((株)五橋研究所)は、同社が開発している『日本語redhat Linux』のロードマップを発表した。これによると『日本語redhat Linux 5.2 Rel.2』を7月2日に、『日本語redhat Linux 6.0 Server Edition』を8月上旬に、『日本語redhat Linux 6.0』を9月中旬にそれぞれ発売するという。

『日本語redhat Linux 5.2 Rel.2』は、現行の『日本語redhat Linux 5.2』のバグフィックス/パッケージアップデート版で、英語版『Red Hat Linux 6.0』(インストールなどのサポート含む)も同梱される。またインストーラーの機能も強化されており、ノートパソコンでも見やすい小さなフォントなどが追加されている。このほか、『IBM DB2 UDB V6.1』(Rel.2ではβ)、富士通(株)の統合言語開発環境『Fortran&C Package(評価版)』などがバンドルされる。価格は1万800円。既存のユーザーはバージョンアップ価格4000円でアップグレードが可能。

『日本語redhat Linux 6.0 Server Edition』は、Red Hat Linuxでは初めてのサーバー用途に特化した製品で、先日、(株)サードウェアと共同開発することが発表された。サーバー周辺機器に特に必要な、RADI、UPS、DATなどのサポートの充実を図っているという。価格は未定。

『日本語redhat Linux 6.0』は、デフォルトのデスクトップ環境にGNOMEを採用。また、これまでのKDE、LaserDeskの3つの環境を動的に切り替えて使用することもできるという。価格は未定。

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