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IBM、JDK 1.1.6をLinuxに独自移植した開発キットを発表

1999年06月16日 00時00分更新

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米IBM社は、14日から米国で開催されているJavaに関する総合イベント“JavaOne”で、『Linux Developer Kit for Java』のアルファバージョンを発表した。同社のWebサイト“AlphaWorks”で公開されるほか、JavaOneにおいて、同開発キットと、先日同社が発表したJavaの統合開発環境『VisualAge for Java(Linux版)』のテクニカルプレビュー版を収録したCD-ROMが配布されているという。

『Linux Developer Kit for Java』は、米Sun Microsystems社が開発している『JDK 1.1.6』を、IBMが独自にLinuxへ移植したもの。同社によれば、同社がオリジナルのJavaVM開発で培ったJIT(Just-In-Time)コンパイラ技術なども投入されているという(ただし『Linux Developer Kit for Java』のJavaVMは、あくまでもJDK 1.1.6の移植版)。IBMでは、Java2をサポートした『Linux Developer Kit』も計画しており、後日、正式なリリース時期を発表するとしている。

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