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コンパック、Linuxへの対応は慎重

1999年02月02日 00時00分更新

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コンパックコンピュータ(株)は、旧日本ディジタルイクイップメント(株)のUNIX OS『DIGITAL UNIX』を『COMPAQ Tru64 UNIX』(コンパック トゥルーロクヨン ユニックス)と名称変更し、同時に今後のロードマップを明らかにした。また、Alpha 21264とTsunamiチップセットを搭載したワークステーション/サーバー新製品を発表、2月下旬に出荷を開始すると発表した。

この記者発表の中で、Compaq日本法人としてのLinuxへの取り組みについてコメントがあった。同社製品統括本部エンタープライズ製品本部の畠中有道本部長によれば「Linuxを取りまく状況を見渡せば、当然無視はできない存在だと思う。米国本社では、実際Linuxをサポートしていくことを、この2月1日に表明している。ただ、日本ではサポート事情などが異なるので、米国の事例をそのまま当てはめるのは難しい。現在は、そのためにどういう形でサポートするのが一番いいかを模索中だ。コンパックとしてフリーソフトウェアであるLinuxのサポートをどう定義していくのかを検討中といったところだ」と、対応には慎重な姿勢を示した。

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