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IBMとRed Hatが企業向けLinuxで提携

1999年02月18日 00時00分更新

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米Red Hat Softwar社は、米IBM社と企業向けLinuxに関して提携関係を結んだと発表した。企業レベルのテクニカルサポートを両社共同で行なうほか、企業顧客に対するマーケティングにおいても協力体制をとる。これによりIBMのビジネスパートナーは、Red Hat Linuxをインストールした、サーバー『Netfinity』、NTワークステーション『IntelliStation』、デスクトップパソコン『PC300』、ノートパソコン『ThinkPads』を販売できる。

これに関して、Red HatのCEOであるBob Young氏は、「IBMは強力で信頼性が高いコンピューティングソリューションを提供するリーダー的存在」とコメントし、「これはLinuxの急速な成長を促す重要なマイルストーン」と述べている。また、IBMパーソナルグループのBill McCracken氏は、「私たちの顧客はLinuxのソリューションを求めている。プラットフォームに関係しない、オープンソースへの動きにも注力したい」とした。

なお、日本アイ・ビー・エム(株)によれば、Linuxに関する日本でのビジネス展開はまだ未定で、現在検討中。市場の動向、ユーザーからの要望なども含めて検討するとしている。

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