米Inprise社は19日(現地時間)、Java開発ツール『Borland JBuilder 3』を発表した。『JBuilder 3』は、Javaベースでアプリケーションを開発する、いわゆるRADツール(Rapid Application Development)。Java2プラットフォームをサポートしたほかCORBAをサポートし、Enterprise JavaBeansの作成ウィザードなどが提供されている。
『JBuilder 3』は、『JBuilder 3 Enterprise』と『JBuilder 3 Professional』、『JBuilder 3 Standard』の3製品がラインナップされる。価格はそれぞれ2499ドル(約30万円)、799ドル(約9万5000円)、99.95ドル(約1万1800円)。まずは同社のボーランドブランド製品のオンライン販売サイトで発売する。Windows版の出荷を5月、Solaris版の出荷を年内に予定している。Linux版はSolaris版のリリース後になるという。日本語版の発売も予定されているが、発売時期、価格などの詳細は未定。