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ハイパーギア、リコー製プリンター/スキャナーのLinux用ドライバーを発売

1999年04月27日 00時00分更新

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(株)ハイパーギアは、(株)リコーのレーザープリンターおよびスキャナーのLinux対応ドライバーを(株)リコーと共同開発、26日から販売を開始したと発表した。国内では、Linuxに正式に対応したプリンタードライバーがリリースされるのは、今回が初めてのケースとなる。

ハイパーギアは、これまで、SunのSolarisやHPのHP-UXなど向けに各種プリンタードライバーやスキャナードライバーを開発、提供してきた独立系ソフトウェアメーカー。

今回発表されたプリンタードライバーが対応するプリンターはハイパーギアホームページ参照。独自の印刷専用コマンド(リコーのプリンタ言語であるRPDLをサポートし、もちろん日本語テキストファイルも印刷可)、画面ダンプ印刷ツールなどが提供され、TIFF、XWD、JPEGなどのグラフィックスデータも直接印刷することができる。また、テキストファイルの2ページまたは4ページを1枚の用紙に縮小印刷するような特殊機能もサポートされている。

価格は、印刷されたマニュアルや電話サポートが付属するパッケージ版が1万8000円、マニュアルはPDFで電話サポートもなく、インターネットを通じて配布されるネットワーク版が9000円。

またスキャナードライバーは、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)を標準塔載するドキュメントスキャナー『IS450』に対応。リコーのスキャナー製品とのセットで販売される。

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