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Linuxに移植も

『Quake III』のマルチプロセッサー対応版が開発中

1999年05月21日 00時00分更新

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米id Software社のリードプログラマーJohn Carmack氏は、人気ゲームソフトウェア『Quake III』のSMP (対称型マルチプロセッシング) 対応版を開発中であることを明らかにした。

開発しているのは今のところ、Windows NT版だけだが、最終的にはLinuxにも移植するとしている。

このSMPサポートによって、『Quake III』のライティング、サウンド処理などにおいて平均40~80パーセントのスピードアップが可能と予想されている。

このSMP対応の『Quake III』が開発されることの背景には、ユーザーレベルによって、低価格なCeleronプロセッサーを使いSMPマシンを実現する“改造”がある。これによって、アンオフィシャルながら低価格なSMPマシンを手に入れることができる。

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