カナダのCorel社は8日（現地時間）、Linuxの発展を目的とした“Corel Linux Advisory Council”を設立したと発表した。これは、Linuxやオープンソースに関わる活動を行なう中心的メンバー22人によって構成される。
活動内容としては、Linuxコミュニティーによる商業アプリケーション、プロジェクトの開発支援のほか、Linuxがビジネスにおいてどんな役割を果せるかといったテーマを議論していくとしている。同社によれば、Linuxの中心的人物がアイデアを共有できる唯一の場となるという。
第1回目の会合は、14、15日にカナダのオンタリオ州オタワにて行なわれる予定。また、委員会のメンバーとCorel幹部へのインタビューも実施される。この模様は、ZDNet、もしくはCorelホームページで放映されるという。日程は15日の15時から。
Corel Linux Advisory Councilのメンバーは以下の通り。
- Michael Cowpland氏 Corel社CEO
- Linus Torvalds氏 Linuxの創設者
- John "Maddog" Hall氏 Linux Internationalの会長
- Walt Keller氏 GraphOn社CEO
- Dave Sifry氏 Linuxcare社創設者
- Darren Benham氏 Debianプロジェクト
- Alexandre Julliard氏 Wineプロジェクト
- Scott McNeil氏 Zenguin社CEO
- Michael Mansfield氏 Rebel.comプレジデント
- Ransom H. Love氏 Caldera SystemsCEO
- Christopher J. Beard氏 Puffin Groupプレジデント
- Alex DeVries氏 Puffin Group副プレジデント
- Cristian Tiberna氏 KDE代表
- Havoc Pennington氏 GNOME
- Arvind Parthasarathi氏 Oracle ビジネス開発マネージャー
- Dan Quinlan氏 Linux Standard Baseメンバー
- David Wong氏 3D Micro Computers CEO
- Alex Daly氏 Cygnus SolutionsCEO
- Kevin Phillips氏 Cygnus Solutions
- Bob Young氏 Red Hat Software CEO
- ラリーAugustin氏 VA Linux Systems社
- David Ames氏 Philips
