米サン・マイクロシステムズ社は、UltraSPARCプラットフォームに対応したLinuxの移植開発作業を完了したと発表した。これにより、CPUにUltraSPARCを搭載した同社のワークステーション「Sun Ultra 5」、「Sun Ultra 10」において、OSの選択肢の1つとしてLinuxを利用することが可能になった。

米サン・マイクロシステムズ社は、UltraSPARCプラットフォームに対応したLinuxの移植開発作業を完了したと発表した。これにより、CPUにUltraSPARCを搭載した同社のワークステーション「Sun Ultra 5」、「Sun Ultra 10」において、OSの選択肢の1つとしてLinuxを利用することが可能になった。
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[コメント]
サンは、1998年5月にLinuxをサポートする企業の業界団体「Linux International」に加盟して以来、この移植作業に取り組んできていて、今回、その成果が発表されたということになります。一見、SolarisとLinuxは、OSとして競合する関係にあると思いがちですが、Sunとしては、UltraSPARC上で利用できるUNIXの選択肢を広げることで、UNIX市場全体が拡大することを狙っているわけです。またサンのビジネスは、より大規模なエンタープライズサーバ市場で利益を得ており、Linuxが使われるような比較的小規模な用途では、実質的にSolarisとの競合は少ないと思われます。従って、むしろ、このUltraSPARC版Linuxは、Solarisを補完する役割を果たす可能性もあります。そう考えると、サンのビジネスの「したたかさ」には感心させられます。