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T教授の「戦略的衝動買い」 第44回

プレゼン&合コンでウケる「超ミニ・プロジェクター」

2009年03月09日 12時00分更新

文● T教授

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SDスロット付きなのでPCレスで楽しめる


 PocketCinema V10が前述の2台のプロジェクターと大きく異なる点は、その映像ソースだ。多くのミニ・プロジェクターが、ごく普通のプロジェクターに習い、一般的なVGA端子やビデオ入力端子を装備しているのに対し、PocketCinema V10はビデオ端子に加えてSDメモリーカードスロットを備えている。

テーブルの上で簡単プレゼンテーションも可能だ。スクリーンに使っているのは少し白めの化粧段ボールを利用している。チャート切り替え時にはエフェクトが効果的に使われる

PocketCinema V10のコントロール・キーもうっすら光るので、暗い部屋での手持ちプレゼンでも操作は簡単だ。こうして見ると、レーザーポインターがプロジェクターに成長した感覚だ。

 普通に考えると、デジカメの標準メディアであるSDメモリーカード内の映像を投影するという使い方が浮かぶ。しかし、弱いおつむを少しは回してみると、PowerPointやPDFなどのプレゼン画像データをJPEGに変換してSDメモリーカード内に記録すれば、パソコンを持ち歩くことなく、「どこでもプレゼンテーション」が可能になると分かる。

 筆者の持っているモバイルPCの中でも、超軽いVAIO type Pですら600グラムだ。しかし、それすらプレゼンテーションのために持ち歩くことがなくなるのだ。そしてPocketCinema V10は標準で三脚と小型のリモコンスイッチ付き。プレゼンチャートの切り替えも超簡単だ。

 ファミレスの奥の暗めのボックス席でのプレゼンや、立食パーティでのショートプレゼンならこれ一つで完璧だ。どちらかと言えば映像写りの良い壁の発見が、最重要環境課題だ。用意周到なビジネスマンなら小さなスクリーンも一緒に携帯したい。



実はプレゼンより合コン向け


 PocketCinemaが真価を発揮するのは、実はプチ飲み会や合コンだ。薄暗い照明が最大の味方になってくれる。パソコン経由でSDメモリーカードに書き込んだYouTube映像やデジカメ写真を、壁面や天井に手持ちで簡単に投影できる。白っぽいドレスやシャツは最高の動くスクリーンだ。多少、周囲の空気を読みながらエスカレートすることをお薦めする。

※MPEG-4、H.264、Motion JPEGなどの動画を、付属のコンバーターソフトで専用のファイル形式に変換すれば、PocketCinema単体で動画を再生できる

手持ち投影の場合なら、投影場所を天井にも簡単に変更できる。マニュアルのピント合わせをクイックに行なうのに多少の訓練が居る。夜なら野外でも大活躍だ。映像を選べば、ドライブ途中の車内でも、簡易プラネタリウムも実現可能だ。防水対策をしてお風呂の電気を消して……

コンパクトDVDプレーヤーを接続してミュージック映画を見てみた。仕事の関係で毎週乗っている特急「はくたか」の車内で、駅弁の蓋に最短投影距離の21cmを生かして、DVD映画を鑑賞しながら出張するのがチープな夢だ(*^_^*)

 まだまだ少ない実験結果だが、明らかにビジネス・プレゼンテーションよりも飲み会でウケていることだけは事実だ。調子に乗って真面目な彼女の写真を地下鉄のホームで投影したりすると、翌日から留守電になるのは確実なので、相手によっては注意が必要だ。もちろんこれは架空のお話だ。

今回の衝動買い

アイテム:AIPTEK「PocketCinema V10」
購入価格:約3万4000円(Amazon)

T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

 

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