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コンパクトデジカメはもういらない?

最新ケータイ、カメラNo.1はコレだ【後編】

2009年03月09日 13時00分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

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最高に上質な使い心地、どきっとする動画撮影

 最初に紹介するのがau Cyber-shotケータイ「S001」。前作のCyber-shotケータイ「W61S」では511万画素のカメラ、光学3倍ズームとメカニカルなレンズカバーを搭載した「高級感ある」デジカメケータイだった。

au Cyber-shotケータイ S001。とにかく高級感あふれるボディデザインに、カメラらしいスライド型のレンズカバーはデジカメそのもの。3.3インチ有機ELディスプレイで、写真撮影、撮影後の楽しみも非常に上質なモノになる

 しかし今回は、さらに質感まで高まり、「高級感」では前作をはるかに凌駕する。

待ちに待った新しいCyber-shotケータイ、auの「S001」。上質なデザイン・質感はさすがの一言だろう

 今回お借りしたのはオリーブ×ゴールドだったが、まず目に飛び込んでくる印象的な3.3型有機ELディスプレイ、その脇には光沢ある透明のボタンとメタリックな十字キーや決定キーがある。非常にキレイな作りで触っていて飽きない。また、裏をひっくり返してみると、VAIO type Pのような仕上げで、スライド式のレンズカバーを開くと、レンズの周りも美しいメタリックなパーツが現れる。

フォトビューワーでは、時系列にサムネイルをスクロールできるタイムライン表示や、撮影時に記録された笑顔、人物、子どもなどの顔情報から写真を検索する「顔検索」など、撮影した後もこの端末で写真を存分に楽しめる

 レンズカバーはカメラのスイッチになっており、1秒ほどでカメラが起動して撮影する状態になる。ソニーの810万画素CMOSセンサー「Exmor」を搭載し、また充実の撮影機能も目を見張る。おまかせシーン認識で特にユーザー側の操作なく最適な写真を撮る事ができる点は、Cyber-shotならではだ。スマイルシャッターや顔面認識と明るさ補正を組み合わせた「顔キメ」などの撮影機能は最新のデジタルカメラそのものだ。

 では、実際のカメラの撮影画面を見てもらおう。

カメラ起動&撮影

 S001の作例は次ページ

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