MPEG-4 AVCによるハイビジョン7倍録画に対応したBlu-ray Discレコーダーがシャープから登場した。
DVDレコーダーでは、東芝の「VARDIA」がハイビジョン7倍録画を謳っているが、BDレコーダーでは世界初となる。7倍モードのビットレートは約3.4Mbpsだ。
1枚のBDメディアにドラマが2シリーズ入る
2層のBDメディア(50GB)に30時間超の録画ができるため、12話構成の連続ドラマ2シリーズが、初回、最終回の2時間スペシャルを含めたとしても余裕で収録できる。また、「2倍モード」「3倍モード」なら番組と連動したデータ放送やサラウンド音声もそのまま収録できる。
さらに、HDDにDRモードで録画した番組をBDメディアにダビングする際、メディアの空き容量に合わせて自動で画質を調整する機能も搭載。ダビングも簡単だ。
そのほか、あらかじめ番組予約情報をBD-REディスクに書き出し、そのディスクを別の録画機器(BD内蔵の液晶テレビ「AQUOS DX1」)に挿入することで録画を行なう「BDディスク予約」も新たに搭載する。
ラインアップは、1TB HDD搭載の「BD-HDW40」(予想実売価格21万円前後)、500GBの「BD-HDW35」(16万円前後)、320GBの「BD-HDW32」(13万円前後)、同じく320GBの「BD-HDS32」(10万円前後)の4機種。
BD-HDS32以外はデジタル3波Wチューナー搭載でAVCHD形式のビデオカメラからの映像取り込みに対応する。またBD-HDW40は音響用電源回路コンデンサーの搭載やHDMI端子の金メッキ処理など、画質、音質重視のパーツを採用している。
発売日は、BD-HDW40、BD-HDW35、BD-HDW32が3月27日、BD-HDS32が4月27日。
