処理能力は大幅アップ! アツアツも改善!
まずは総合ベンチマークソフトPCMark05で比較する。条件を揃えるため、HP 2133のOSはXPをインストールした(HP 2133ハイパフォーマンスモデルにはXPへのダウングレード権が付いている)
PCMark05によるベンチ結果 | ||||
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CPU | メモリー | グラフィックス | HDD | |
HP 2133 | 988 | 1081 | 294 | 4578 |
HP Mini 2140 | 1484 | 2326 | 542 | 5785 |
結果は、最新チップセットを搭載したHP Mini 2140ではベンチ結果に大幅な向上が見られた。
何をするにも“もっさり”だったHP 2133に対して、HP Mini 2140は最近のNetbookと同等の処理能力を持つ。動画や写真編集など、特別重い作業をしない限り、ストレスなく使えるレベルだ
Netbookとしては珍しく、2.5インチ 7200回転のHDDを搭載しているのも注目したい。読み書き性能も好成績だ
また、HP 2133のもうひとつの問題点、本体の激しい発熱も劇的に改善している。高負荷時には手で持つのが厳しいほどの熱さだったが、新モデルでは“ほんのり温かい”レベルにまで落ち着いた。低消費電力のAtomの採用に加え、ヒートシンクと冷却ファンの大幅な見直しが、今回の改善に貢献したという。
バッテリー駆動時間もカタログ値で2.3時間→4.5時間に向上。実際の持ちをBBenchで計測してみたところ、画面輝度最大、無線LANでウェブに接続し続ける設定で、2時間57分持った。ミニノートとしては十分合格ラインの成績だ。