サムスン、日本市場でも他国並みのシェア確保が目標
なお、会場にはサムスン電子の日本市場統括責任者のDegital Media&Communications部門無線事業部日本輸出グループのキム・ソンシン統括部長が出席し、サムスン電子のケータイ戦略について語った。サムスン電子の2008年の世界市場シェアは16.7%で、出荷台数は約2億台となった。キム統括部長は、日本市場のシェアが低いことを認めた上で、数年以内に世界でのシェアと同等のマーケットシェアを日本においても確立したいと語った。
その上で、日本市場はハイエンドとローエンドの機種しか売れないため、今年はハイエンド系機種の投入でシェア増加を図っていきたいとのことだ。
なお、開発機種のOS選択についても語り、WindowsMobile、シンビアン、Linux、そしてアンドロイドとこだわりなく何でも使っていく、と述べた。さらにGoogleのケータイ戦略には非常に共感するものがあり、間違いなくアンドロイドは伸びると考えている、と述べた。さらに日本市場でのアンドロイド対応機種の投入についても含みを持たせていた。